資産形成
Q.資産とは? 運用とは?
A.たとえば、相続などで得た遊休地を持っている人がいます。その遊休地を「資産」といいます。
遊休地に賃貸住宅を建てて家賃収入を得たり、遊休地を売却したお金で金融商品を買ったりする行為を「運用」といいます。つまり、お金になるものは「資産」です。現預金も「資産」ですが、日常生活資金や借金残高を差し引いた余力が運用可能な「資産」となります。
Q.金融商品を選ぶときのコツは?
A.「時間」「金利」「複利」を味方にすることです。まずは、いつからいつまでいくら払って、いついくらほしいのか、自分の性格やライフプランを知っておきましょう。
次に、日本と海外には金利差があることや、利息計算の「単利」と「複利」は違うことなどを情報収集すると商品を比較検討することができます。「単利」とは元金に利息が付くだけですが、「複利」は2年目以降元金+利息に利息が付きますので、時間が経つほど増え方が大きくなります。
因みに72の法則とは、「72÷金利=元金が2倍になる年数」です。年複利7%で運用すると、お金は10年で元金の約2倍になります。また、長期的な運用を考える場合は毎月積立型のドルコスト平均法という手法もあります。参考までに下の表をご覧下さい。
なお、投資手法には長期的な分散投資と短期的な集中投資があります。最近はその垣根が低くなってきていますので、お金を増やすには徹底した資金管理が大切です。

金融商品は金融機関によって多種多様です。社会経済の動向も視野に入れながら、自分の性格やライフプランに合った運用ルールを作りましょう。 当社は証券外務員でもあるファイナンシャル・プランナーが、金融商品の見方からポートフォリオ作成までをお手伝いいたします。

ドルコスト平均法による積立投資

図 ドルコスト平均法による積立投資

毎月1万円の積み立て

図 毎月1万円積み立て

一時金100万円の運用

図 一時金100万円の運用